アン・ルーニー著 みちしたのぶひろ 訳 伊藤 真由美 監訳 瀬沼 花子 監訳 富永 順一 監訳
B5変 32頁 上製
オーム社
読者対象 : 小学校高学年
ISBN : 978-4-274-22095-1
算数は、誰もが日常のさまざまな場面で活用している、とても身近な生きる知恵。本書は、地球環境調査のストーリーに乗せて、読者が勉強と身構えずに算数を理解していける愉快な知育絵本。
板井 昌典著
A5 216頁 並製
共立出版
読者対象 : 理工系・情報系の学部生,大学院生
ISBN : 978-4-320-11072-4
本書は,数理論理学の基本である命題論理や述語論理から,チューリング機械・形式手法・ブール代数といった「少し先」の内容までを丁寧に解説した。高度な専門書に取りかかるまでの足掛かりとなる基礎知識を提供している。【目次】命題論理/述語論理/計算可能性とチューリング機械/命題論理の充足可能性問題/述語論理の決定不能性/他
後藤 四郎著
A5 238頁 並製
共立出版
読者対象 : 理工系・教育学部で数学を学ぶ学部生,大学院生
ISBN : 978-4-320-11073-1
本書は,主に学部3,4年で可換環論の基本を学ぶための入門書。可換環論を発展的に学ぶために丁寧な解説を加えた。前半はイデアル論の視点からの勘どころを述べ,発展部分として加群論を解説する。間にhomology代数の基本を挟み,後半は正則局所環の局所化に関するJ.-P.Serreの定理を目標に,可換環論の勘どころをまとめている。
桑田 孝泰・前原 濶著
A5 152頁 並製
共立出版
読者対象 : 理工系の学部生,数学愛好家,意欲のある高校生
ISBN : 978-4-320-11074-8
複素数・複素数平面の理論とその応用に関する入門書。前半は,虚数単位の定義から始め,複素数平面を導入する。後半では,前半で学んだ知識を,平面幾何や空間図形の射影へ応用する。さらに,複素解析論の入り口を紹介する。【目次】複素数/複素数平面/幾何への応用/複素数と正射影/閉曲線の巻き数
新井仁之編 小林俊行 編 斎藤 毅 編 吉田朋広 編 竹内 潔 著
A5 324頁 上製
共立出版
読者対象 : 数学を中心とした理工学部の3,4年生,大学院生
ISBN : 978-4-320-11205-6
本書は,近代数学全体でますます重要性が高まっているD-加群の概説書である。前半は,読者の親しみやすさなども考慮し,複素多様体上の解析的D-加群を扱う。後半では,D-加群の幾何学への応用を具体例を通して学んでいく。巻末に層と導来圏に関する付録も付け,理論全体をなるべく少ない労力で理解できるよう,わかりやすく解説した。
黒木 学著
A5 320頁 上製
共立出版
読者対象 : 因果推論に関心の高い学生,研究者,実務家
ISBN : 978-4-320-11317-6
人工知能に関心が高まる今日,因果推論技術への注目も集まっている。本書は,Judea Pearlによって提案された構造的因果モデル(既刊:統計的因果推論―モデル・推論・推測― )の解説書であり,データ生成過程を出発点として,因果ダイアグラムの理論から潜在反応モデルへの橋渡しを行うことを主な目的の一つとしている。
高瀬正仁著
A5 212頁 上製
共立出版
読者対象 : 微積分の初学者,微積分を難解と感じている読者
ISBN : 978-4-320-11320-6
名著として名高い古典的著作を適宜引用しながら,著者独特の語り口で,微積分の基礎を解説する。微積分の理論的側面のみならず,その歴史的流れも捕らえることができる。なおかつ数学を創った人びとが持っていたであろう,論理的厳密性の根底に横たわる数学的実在感を感じとることも可能となる,稀有な一冊である。