理工学図書新刊ニュース　11月号

臨床病院にて36年間、がん放射線治療に携わり、その後、大学にて約10年間教鞭をとっている著者が、がん放射線治療技術について、徹底的に解説。現時点でのがん放射線治療技術を体系的に学べる唯一の書。

国家試験の出題内容に対応した定番教科書である放射線技術学シリーズの改訂3版。最近の国家試験の傾向を踏まえて、今まで以上に使いやすい教科書として内容を刷新。

学校・企業等で安心して採用できるテキストとして好評を得ている、基本情報技術者のための受験テキスト。基本情報技術者試験に合格するためには何が必要かを徹底的に追求し、編集、また、受験生の方々が一歩一歩自信をつけながら確実に学習を進められるよう構成。2018年版ではシラバスに掲載されている知識項目例の用語等の洗い直しを行い発行。

micro:bitとは、英BBCが主体となって開発した、プログラミング教育向けに特化されたマイコンボード。RaspberryPiやArduinoよりも簡単で扱いやすいのが特徴。学研の「科学」「学習」の教材開発に長年携わったスタッフが執筆した日本初のmicro:bit解説書。

PySparkとはSparkを実行するためのPythonAPI。インメモリで高速に分散処理ができるフレームワークで、MLlibという機械学習ライブラリが利用できることなどから注目されいる。本書は、ApacheSparkをPythonから使うための方法とノウハウを書いた書籍。

OracleSolarisは、現代の企業コンピューティングのサポートにおいて継続的に革新し進化しているUNIXの主要な実装である。本書は、サーバとOSのシステム管理者が、新しい最適化されたテクノロジーと手段を利用することができるように、また、頻繁なアップデートと新しい機能に対処できるように、明快で詳細なガイドを提供した。

データベース研究者である著者が「ビッグデータとは何か」「ビッグデータに関わる技術や課題とは何か」という観点から，分散処理フレームワーク，ストリーム処理エンジン，機械学習も取り上げる。ビッグデータについて知りたい，学びたいと思っている読者が，押さえておくべき重要な事項を一通り学ぶことができる一冊。

プログラミングの初歩から始めて，実践的なプログラムを書くのに必要となる内容までを含んだJavaプログラミングの教科書。前半は，オブジェクト指向を中心とするJava言語の概念を丁寧に説明。後半では，実用的なプログラムに必要になるライブラリの使い方を解説。豊富な練習問題があり，自習書としても最適。JavaSE

語学学習支援のための自然言語処理について，その難しさと解決法を中心に解説した。特に，他の自然言語処理分野と異なるあまり知られていない情報やテクニックに焦点を当て，この分野の研究を始める人の入門書となるよう心掛けた。

機械システムを構築するために必要な機械要素の選定と、その組合わせを適切に行なう方法を、豊富な図版・計算式・例題を用いて解説。ボールねじ、リニアガイド、電動機なども取り上げ、最近の機械設計の状況にも対応。実務に直結する実力・応用力を養成。大学教育、企業の社内教育の教材に最適。

「エネルギー管理士」熱分野試験用の年度版受験対策問題集。試験の概要、勉強の仕方、手続き等をわかりやすく紹介し、過去12年間の全問題を解答解説した書籍。とくに、過去の出題問題について、徹底解説につとめ、出題傾向を分類・分析し、課目ごとにどう出題されてきたかがわかるよう整理されている点が特徴。

本書は、初心者目線で専門用語をかみ砕いた楽しい題材を基に、基本的な機能や3Dデータを作成する際の考え方を身に付ける内容になっている。是非楽しみながら学び、「欲しいモノをいつでも作れる」すばらしさを体験していただきたい。

大学の機械系に特化した材料力学の教科書。図版と例題を豊富に盛り込みわかりやすく解説。本文は二部構成で，第Ⅰ編では主として棒状部材を対象に，材料の性質，応力，ひずみ，強度，変形等の基礎事項を取り扱う。第Ⅱ編では，座屈，円形断面以外の棒状部材のねじり問題，せん断応力分布，エネルギー原理等，発展的な内容を詳述する。

日本独自の規格である軽自動車を取り上げ、その歴史的経緯から紐解き、軽自動車の特性（「軽量・コンパクト」「低価格」「燃費向上」など）、仕組み、メカニズムについて、「軽自動車だからこその工夫」を紹介する。「丁寧でわかりやすいイラスト詳解図面」、「２頁見開き構成でサクサク読める本格的な内容」が特徴の図解本。

「なぜなぜ分析」は、発生したトラブルや故障の事象を「なぜ？」で問いながら掘り下げて、効率的に真因を洗い出し解決に導く分析法。製造現場の機械保全に活用すれば、保全マンだけでなく、管理者・作業者でも効果が出せる。本書は、この「なぜなぜ分析」を活用した機械保全を、実例を用いてわかりやすく解説する。

金属３Ｄ積層造形はこれまでの他の加工法ではできなかった形状の製品の作製や、製造期間の大幅な短縮が可能とされ、今後のものづくりに与える影響は大きい。本書では、金属３Ｄ積層造形の基盤となる原理・基礎理論とともに、実際の装置利用に関わる内容について具体例を用いて解説する。

本書は、Ｆｕｓｉｏｎ３６０Ｓｔａｎｄａｒｄ版のＳｉｍｕｌａｔｉｏｎ機能を前提にした静的応力解析、モード周波数解析、熱解析、熱応力解析の学習を目的とし、CAE初心者の設計者を対象に機械部品などの具体的なモデルを例に示しながら、同ソフトでサポートする一通りの解析を設計業務の中で有効に活用できるようになることを目指した入門書。

学科試験の合格に的を絞った短期集中型の試験対策書。

構造物に作用するさまざまな力を直観的に把握する力学的センスを磨く構造力学の教科書。全１１５題の例題・演習問題を適切な手法を用いて解き進めることで、本質の理解と基礎の定着、そして応用力の向上を図る構成。はりの支点反力といった基礎からマトリックス解析などの応用までをコンパクトにまとめた一冊。

毎年好評を博している「建築基準法令集」の2018年版。最新法令を盛り込みつつ、携帯性を重視してコンパクトにまとめ、建築学の日常学習にも、建築関連実務にも、参照用法令集として活用できる利便性の高い一冊。

本書は、著者がこれまで手がけた住宅の中から選りすぐりの22軒分を選び出し、断面詳細図を中心に各物件の核となるディテール図も多数掲載。それぞれの図面には、これまでの経験によって培われた上質な住宅の設計メソッドを丁寧に一つひとつ解説。

本書は、設備設計者やエンジニアがはじめてCFD解析するための入門書。解析する前の基本事項から計算結果の判定、各種室内への適用事例までを分かりやすく、簡素かつ丁寧に解説。

本書は建築の初学者に向け、日本経済を支える産業分野のひとつ「建築生産」の特質を多くの図表とコンパクトな文章で概説。産業構造の変化や業務領域の広がりなどを理解するために、「建築生産」に関連する従来の教育項目のほか、既存建物の利用や改修、建設業のグローバリゼーション、建築生産活動の歴史的背景といったテーマも盛り込んだ。

本書では、ひとつの建築物が出来上がる過程を柱に、各工事のポイントを解説しながら人と技術のかかわりをイラスト中心にまとめ、学生・新入社員にとって建築生産への理解をわかりやすく紹介する。800点を超すイラストはすべて描き下ろし。着工から解体までの流れの中で、建築現場でのエピソードや豆知識も盛り込み、ものづくりの魅力を伝える。

小学校から高校までに習う算数・数学・物理の事項から一部大学で習う数学・材料力学までのテーマの中から建築の実務で必要となるものを、活用できることを目標に編纂した教科書。大学までの学校の教科書の中から、必要な個所を関連する話題に配列し、ポイント、とらえるべき事項を浮かび上がらせる。計算式の展開や式そのものの意味も丁寧に解説。

本書は安城市中心拠点施設、野々市市文化交流拠点施設、玉野市立図書館、武蔵野市立吉祥寺図書館、砺波市立図書館といった５つの先進的な事例をもとに、ICTをうまく取り入れながら図書館機能の複合化を図り、自治体が抱える課題に応える実践的な方策を多数の図版を通して紹介。

FinTechとは何か。俯瞰するとともに主要な基本技術を知る。〔内容〕FinTech企業とビジネス／データ解析とディープラーニング／ブロックチェーンの技術／FinTechの影の面／FinTechのエコノミクス／展望／付録（企業リスト，用語集など）

リスクマネジメントの実務担当者はもちろんのこと、ミドルマネジメント、経営層に至るまで組織を率いて活動する人が、最低限知っておくべきリスクマネジメント知識やその実践方法について、やさしく解説。直感的に、かつ短時間で理解できるように、イラストを多用し、講師と生徒による対話形式で、無理なく短時間で読み進めることができる内容。

事業主や副業者で経理未経験の方々対象に、スマートフォン（スマホ）を用い、かつ、Excelアプリの活用で経理の基本である知識を短時間でマスターできる方法を紹介。

経験とコツに頼り、作業がきついというこれまでの農業から、ＩｏＴや自動化を導入する転換が図られている。農業・畜産ＩＣＴ（インフォメーションアンドコミュニケーションテクノロジー）、植物工場、ロボットによる農作業自動化など、現在進行している農業技術のイノベーションを解説する。