内容

目次

第１章　「キャリア」システム 　第１節　「キャリア」システムの構造 　第２節　戦前期高文システムの構造 　第３節　〈キャリア〉の歴史――言葉史・概念史的アプローチ 　第４節　主題への接近方法 第２章　職階制の「栄光」と挫折 　第１節　二つの流れ：研究期（昭和20年～23年） 　第２節　机上の「栄光」：構築期（昭和23年～25年） 　第３節　黄信号点灯：反動期（昭和25年～28年） 　第４節　落日：衰退期（昭和28年～） 第３章　給与法体制の成立 　第１節　荒野と混乱：制度前の時代（昭和20年～21年） 　第２節　燃えさかる労働運動：官吏俸給令時代（昭和21年～23年） 　第３節　新制度へ向かって：15級制準備期（昭和23年） 　第４節　給与法体制の萌芽：15級制時代（昭和23年～32年） 　第５節　給与法体制の確立：８等級制時代（昭和32年～60年） 　第６節　給与法体制，それから：11級制時代（昭和60年～） 第４章　給与等級型試験 　第１節　高文存続期（昭和20年～23年） 　第２節　15級制期（昭和23年～32年） 　第３節　S-1試験の失敗 　第４節　８等級制期（昭和32年～60年） 　第５節　給与等級型試験，それから（昭和60年～） 第５章　「キャリア」のスピード昇進 　第１節　「８割規定」の歴史 　第２節　「８割昇格」の歴史 　第３節　「６級補佐」の実態 第６章　総括と展望 　第１節　「キャリア」システムの形成過程（結論） 　第２節　「キャリア」優遇体制の現在とこれから 　 　参考文献 　年表 　あとがき