フェミニズム(思考のフロンティア)
竹村 和子 著
内容
目次
はじめに──いまフェミニズムを書くことについて Ⅰ どこから来て,そしてどこまで来たのか 前=啓蒙主義の時代/錯綜性と矛盾の胚胎/初期の女性運動/第一波フェミニズムと「ドメスティック・イデオロギー」/第二波フェミニズムとマルクス主義/ジェンダー/ラディカル性と連帯意識/本質主義/精神分析に対する両面的なアプローチ/セクシュアリティ Ⅱ どこへ行くのか 第 1 章 身 体 1 身体的性差という虚構 2 〈女のエクリチュール/身体〉のアポーリア 3 形態論をめぐるフェミニズムの可能性 第 2 章 慣 習 1 ジェンダー化され,ジェンダー化するハビトゥス 2 ホモソーシャルな公的領域 3 ポスト・ファミリーに向けて 第 3 章 グローバル化 1 境界によって分断される女 2 他者性の呪縛 3 グローバル化とフェミニズム Ⅲ 基本文献案内 あとがき
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