法とは何か 新版(岩波新書 新赤版)
渡辺 洋三 著
目次
序章 国家の法と社会の法 Ⅰ 法とは何か 1 法の精神 2 法と民主主義 3 法とルール 4 法と道徳 5 法と手続 Ⅱ 法の歴史的変動──欧米型と日本型 1 欧米型 (一)市民社会と市民法の原点 (二)資本主義社会と法 (a)市民の法と資本の法 (b)福祉国家と現代法 (c)ポスト福祉国家 2 日本型 (一)戦前の法と社会 (a)明治法体制 (b)大正・昭和期 (二)戦後の法と社会 (a)戦後改革とその限界 (b)戦後市民社会と企業社会 (c)市民の法の復権と擬似福祉国家 (d)ポスト福祉国家の時代 Ⅲ 現代日本の法システム 1 近代法と現代法 2 家族と法 (一)「家族制度」の問題 (二)家族と国家 3 土地と法 (一)土地商品化思想からの脱却 (二)土地法制度の論点 (三)現行法の矛盾と改革 4 不法行為と法 (一)過失責任と無過失責任 (二)企業責任 (三)国家責任 5 消費者の権利と企業 (一)日本企業と独占禁止法 (二)消費者被害と消費者基本権 Ⅳ 国家統治の法と国民の権利 1 現代国家と行政権 2 司法国家と行政国家 3 日本の行政法の特質 4 地方自治と地方分権 Ⅴ 国家と人権 1 労働者の人権 (一)集団的権利 (二)個別的労使関係 2 社会保障・福祉の権利 3 子どもの人権 Ⅵ 法の解釈と裁判 1 法の解釈とは 2 裁判 Ⅶ 国際法と国内法のはざまで 1 国際的軍事秩序 (一)日本と国連 (二)地雷と核兵器 2 国際経済と人権 (一)国際経済 (二)国連人権の展開 あとがき
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