痴呆を生きるということ(岩波新書 新赤版)
小澤 勲 著
目次
はじめに 第一章 痴呆を病む、痴呆を生きる 1 病としての痴呆 2 生き方としての痴呆 第二章 痴呆を生きる姿 1 痴呆はどのような経過をたどるのか 2 私小説にみる痴呆老人の世界──耕治人を読む (1) 『天井から降る哀しい音』──初期痴呆の世界 (2) 『どんなご縁で』──中期痴呆の世界 (3) 『そうかもしれない』──重度痴呆の世界 第三章 痴呆を生きるこころのありか 1 痴呆老人からみた世界 2 初期痴呆──未来への不安 3 中期痴呆──過去への執着 4 重度痴呆──今・ここに 第四章 痴呆を生きる不自由 1 アルツハイマー病者の著作から 2 痴呆を抱えて暮らす困難 3 妄想の成り立ち 第五章 痴呆のケア 1 前提と基本視点 2 周辺症状のケア──もの盗られ妄想を例に 3 個別ケアを超えて 終 章 生命の海 おわりに
カート
カートに商品は入っていません。