目次

はじめに 第一章　構造改革のホンネが現われた解雇ルール 　解雇自由宣言 　ラッピングと爆弾 　最も身近な構造改革 　審議会という傀儡 　大迷走とホンネ 第二章　不当解雇の実態が語るモラルの崩壊 　解雇理由はこうして作られる 　リストラはこうして遂行される 　刑事犯はこうしてでっちあげる 　内部告発はこうして潰される 第三章　労働裁判に見る『法の下』の不平等 　法曹がつくる噓つき天国 　警察と化した会社で 　人の心が見えますか？ 　労働司法の後進国から 　解決にならない勝訴 第四章　クビ切りさえも溶けていく 　理屈がねじれた改正案 　ものいうパートへの凌辱 　青年を飲みこんだ水脈 　すりきれていく憲法 第五章　ＩＬＯ条約はなぜ批准されない？ 　「解雇できる」の破壊力 　グレーゾーンの攻防 　エリートとアザーズ 　雇用の解体と人間の解体 　ＩＬＯ条約はなぜ批准されない？ あとがき ■ 資　料 ■