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古事記と日本書紀~「天皇神話」の歴史~(講談社現代新書) 

神野志 隆光  著

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価格 \946(税込)         

発行年月 1999年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 211p
大きさ 18
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784061494367
商品コード 0199003081
NDC分類 913.2
基本件名 古事記
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0199003081

内容

古事記では死んで黄泉に行くイザナミが日本書紀では死なない──両者を別の神話として読む画期的論考

【古代天皇神話】──『古事記』『日本書紀』において、神話は、天皇の物語の1部であった。それは天皇神話というべきなのである。「古代神話」とか、「日本神話」とかいうのは正しくない。まず、『古事記』でも『日本書紀』でも人間のはじまりについて語ることがないということに、きっかけをもとめてはじめよう。世界としての成り立ちを語るのは、イザナキ・イザナミの国作りの話である。イザナキ・イザナミが男女として交わって、「大八島」の島々や、海・風・木・山・野等の神を生む。二神が生むというかたちで、国土とさまざまな自然的要素の出現を語るのであり、まさに世界の生成を語るものである。話の筋だてからいえば、『古事記』も『日本書紀』もほぼ同じだが、いすれにせよ、そのイザナキ・イザナミの話のなかで人間のはじまりについて語ることはないのである。──本書より

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