数学の歴史(講談社学術文庫)
森 毅 著
内容
目次
序 なんのために、数学の歴史はあるのか 1 なにゆえに、数学はギリシアに始まった、といわれるのか 2 いかにして、ギリシア数学はつくられたか 3 なにをもって、ギリシアは「偉大」であったか 4 いかにして、古代世界は数学を失ったか 5 なにゆえに、中世の数学史を語ることは、困難なのか 6 いえなる時代が、新しい数学にふさわしかったか 7 いかなる数学が、新しい時代にふさわしかったか 8 いかにして、新しい時代の新しい数学は始められたか 9 なにをもって、デカルトは「英雄時代」を代表しうるか 10 いかにして、解析学は成立したか 11 なにゆえに、啓蒙時代は科学時代ではなかったのか 12 なにを、18世紀は準備していたか 13 なにをもって、ガウスは18世紀と19世紀を分かつのか 14 なにを、資本主義は数学にもたらしたか 15 いかにして、現代数学の基本概念は用意されていたか 16 なにゆえに、19世紀数学は現代に比して「古典的」か 17 なにゆえに、集合論が「革命的」であったのか 18 なにゆえに、数学は「抽象化」したか 19 いかに、「抽象数学の時代」は総括されねばならなかったか 20 いかに、数学は現代につきささっているか
カート
カートに商品は入っていません。