カント(講談社学術文庫)
坂部 恵 著
内容
目次
1 カント思想の境位 (1) 近代日本の父子の屈折を通して見たカント (2) 学問と人間の間 (3) 人間主体の自覚と相対化の間 2 カントの生涯と思想形成 (1) 少年カントとその時代 (2) 大学時代・家庭教師時代 (3) 「天界の一般自然史と理論」とその周辺 (4) 人間の発見――ヒューム、ルソーとの出会い (5) 理性批判の哲学への道 (6) 批判哲学期から晩年まで 3 カントの著作 著作概観 (1) 『自然地理学』 (2) 『人間学』 (3) 『純粋理性批判』『プロレゴーメナ』 (4) 『自然科学の形而上学的原理』 (5) 『人倫の形而上学の基礎』『実践理性批判』 (6) 『人倫の形而上学』 (7) 『判断力批判』 (8) 『もっぱら理性の境界内での宗教』 (9) 『オプス・ポストムム』 4 カントの思想と現代 (1) 主体主義のゆく末 (2) 言語のあり方をめぐる諸問題
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