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ビゴーが見た明治ニッポン(講談社学術文庫) 

清水 勲  著

 品切
       
価格 \990(税込)         

発行年月 2006年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 248p
大きさ 15
ジャンル 和書/人文科学/芸術/彫刻・絵画
ISBN 9784061597945
商品コード 0106110801
NDC分類 723.35
基本件名 日本-風俗
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0106110801

内容

1882年に来日し、17年間の滞在生活をおくったフランス人画家ビゴーは、その卓越した描写力で、写真や活字では記録し得なかった日本人の本質を鋭く描きとった。明治政府を皮肉る痛烈な諷刺画のほか、西洋文化にとびついた人々の滑稽な姿、日本的風習にあふれた庶民の生活、日本軍に従軍して描いた戦争報道画など、100点の作品を通して、近代化する日本の活況を明らかにする。(講談社学術文庫)


文明開化に揺れる人々
フランス人画家が赤裸々に描く当時の生活

1882年に来日し、17年間の滞在生活をおくったフランス人画家ビゴーは、その卓越した描写力で、写真や活字では記録し得なかった日本人の本質を鋭く描きとった。明治政府を皮肉る痛烈な諷刺画のほか、西洋文化にとびついた人々の滑稽な姿、日本的風習にあふれた庶民の生活、日本軍に従軍して描いた戦争報道画など、100点の作品を通して、近代化する日本の活況を明らかにする。

ビゴーの絵は何故、現代の日本人を惹きつけるのだろうか。大佛次郎氏は、父祖の時代に生み出されたものが故に郷愁を誘うのだ、と述べた。私は、ビゴーが「日本的なもの」を追求して描いたからだと思っている。それは日本人にとって己が描かれたと妙に合点がいくのである。そしてもう1つ、彼が諷刺する日本の未来像がまさに当たっているという、歴史への洞察力に感心するからではないか。――<本書「はしがき」より>

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