内容
アメリカ、LA郊外に住む、ジョー・プライス氏が江戸時代の美術作品コレクションを始めたのは1953年。ニューヨークの美術商で、最初に、偶然伊藤若冲の作品を購入したことをきっかけに、今では若冲の作品を50点あまり所蔵。モザイク画の「鳥獣花木図屏風」をはじめとした質量ともに世界一の若冲コレクションは、昨今の若冲再評価ブームにも乗り、話題になる機会も非常に増えました。若冲を中心に、江戸絵画の美にいち早く目を奪われ、収集し続けたプライス夫妻のコレクションから厳選した200点を、良質の大図版で1冊にまとめました。別冊の解説編は日本を代表する美術史家12人が執筆。さらにコレクションがいかに形成されたかをプライス氏自らが語ったDVD付き。