内容
終末期ケアを中心に「生と死のケア」に関わるすべての問題を広く取り上げる。病院という場所で，日々痛感される生と死の意味について，種々の部門で長い間省察を重ねてきた医師，ナース，チャプレンの人々が綴る珠玉のコレクション。１９９２年度の聖路加看護大学特別講義「ライフ・サイエンス」は「生と死のケア」というテーマで行なわれた。視野狭さくに陥ることなく，テーマをできるだけ広く解釈し，あらゆる角度から検討して，あくまで終末期ケアを中心に置きながらも，その内部と周辺にある問題を広く取り上げ，各講師の先生方から，それぞれの立場より講義していただいた。…この種の講義が，看護学生や医学生のために全国の大学で行われるようになること，これが編者の願いである。編集“あとがき”より
