内容
妊婦の不安を取り除き,安全なお産と健康な新生児を得るためには,正しい保健指導が不可欠である。産科の保健指導は他科の治療にも相当する重要な役割をもち,看護に課せられた責務は大きい。個人差のはげしい妊産婦のニーズに応えるため,常に新しく正確な知識を,臨床の場に即応した形で身につけていなければならない。初版は,著者の長年にわたる主張と経験から編み出された,イラスト・写真・図表を多く使い,要領良くまとめられたものとして好評を得た。発行後8年間の進歩を取り入れて全面的に刷新。(衛生統計は,随時切替えている)