現代物理最前線<5> 四次元を超える時空と素粒子
内容
目次
四次元を超える時空と素粒子―隠された次元=坂東昌子・中野博章 1章 はじめに 1.1 物理学と空間の次元 1.2 スケールの話―マクロからミクロへ? 1.3 本当に時空は四次元か? 2章 ゲージ原理―力の法則と空間の次元 2.1 力の起源とゲージ粒子 2.2 高次元における力の法則 2.3 多様な力の法則―弱い相互作用と強い相互作用 3章 コンパクト化された余次元空間 3.1 空間のコンパクト化とKKモード 3.2 余次元からの多様な場―高次元統一理論の可能性 3.3 KKモードと有効理論―結合定数の大きさ 4章 素粒子の左右非対称性と余次元 4.1 四次元のカイラル構造 4.2 高次元理論はカイラルでない? 4.3 カイラル非対称性をつくる―オビフォルド化 5章 ブレイン世界―弦理論が示唆する時空 5.1 弦理論と時空のコンパクト化 5.2 非摂動的な弦理論とDブレイン―ゲージ場の局在化 5.3 ブレインワールド―大きな余次元の可能性 6章 ドメイン壁と物質場の局在化 6.1 キンク解とドメイン壁―ブレインをダイナミカルにつくる 6.2 カイラルな物質場の局在化 6.3 オビフォルド空間上でのフェルミ場の局在化 7章 重力場の局在化―隠された次元 7.1 ランドール-サンドラム模型―あらすじ 7.2 ランドール-サンドラムの五次元時空 7.3 重力場の局在化―ゼロモード 7.4 重力場の局在化―KKモード 8章 おわりに 量子テレポーテーション=古澤 明 1章 はじめに 2章 量子エンタングルメント 3章 2次元量子テレポーテーション 3.1 2次元量子テレポーテーション理論―ベネットらのスキーム 3.2 2次元量子テレポーテーション実験 4章 無限次元(連続量)量子テレポーテーション 4.1 無限次元(連続量)量子テレポーテーション理論 4.2 無限次元(連続量)量子テレポーテーション実験 5章 まとめおよび個人的展望 超高圧による超伝導=天谷喜一・小野寺昭史 1章 はじめに 2章 超高圧の発生 2.1 圧力の単位と定義 2.2 マルチアンビル 2.3 ピストン・シリンダー 2.4 ダイヤモンドアンビルセル 2.5 衝撃圧力 2.6 圧力測定 2.7 高圧材料 2.8 液体試料の封入 3章 圧力下の物性測定 3.1 X線回折 3.2 中性子回折 3.3 電気抵抗 3.4 磁化 3.5 ラマン効果 4章 圧力誘起相転移 4.1 構造相転移 4.2 磁気相転移 4.3 絶縁体-金属転移 4.4 超伝導転移 4.5 トピックス 5章 まとめに代えて
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