コンピュータ開発史~歴史の誤りをただす「最初の計算機」をたずねる旅~
大駒 誠一 著
内容
目次
第1章 計算の道具 1.1 アバカス、そろばん 1.2 乗算用の算木、ネピアの骨 第2章 歯車を使った計算機 2.1 レオナルド・ダ・ビンチの計算機械 2.2 シッカートの計算機 2.2.1 乗算部 2.2.2 加減算部 2.2.3 メモリ 2.2.4 シッカートの計算機完成350周年記念式典 2.3 パスカリーヌ 2.4 ライプニッツの計算機 2.5 その他の歯車計算機 第3章 階差機関と解析機関 3.1 数表の危機 3.2 第1階差機関 3.3 階差機関の7分の1のモデル 3.4 シュウツ親子の階差機関 3.5 階差機関未完の理由 3.6 第2階差機関 3.7 バベッジの生誕200年記念行事と第2階差機関の複製 3.8 解析機関 3.9 チャールズ・バベッジ 3.10 エイダ 3.11 ジャカールとジャカード織機 3.12 バベッジの先見性 第4章 最初のプログラマブル計算機Z1、Z3 4.1 個人が独力でつくった計算機 4.2 Z1 4.3 Z2 4.4 Z3 4.5 Z4 4.6 2進浮動小数点表現 4.7 プランカルキュール 4.8 Z1とZ3の復元 4.9 コンラッド・ツーゼ 第5章 最初に電子的にデジタルに計算したABCマシン 5.1 ABCマシン 5.2 特許取得せず 5.3 ABCマシンの復元 5.4 ジョン・アタナソフ 5.5 クリフォード・ベリー 第6章 電子式暗号解読機コロッサス 6.1 エニグマとその解読 6.2 ボンブとコロッサス 6.3 コロッサスの復元 6.4 アラン・チューリング 6.5 チューリング賞 第7章 最初のプログラマブル実用計算機ASCCハーバード・マーク1 7.1 ASCC 7.2 ハーバード・マーク1 7.3 ホワード・エイケン 7.4 グレース・ホッパー 第8章 最初に実用になった電子計算機ENIAC 8.1 弾道表作製計算機 8.2 ENIACの構成 8.3 ENIACの完成 8.4 ENIACの安定性 8.5 ENIACの評価 8.6 ワンチップENIAC 8.7 モークリとエッカート 8.7.1 モークリ 8.7.2 エッカート 8.7.3 モークリとエッカートの出会い 8.7.4 1952年の米国大統領選挙 8.7.5 エッカート・モークリ賞 第9章 最初のプログラム記憶方式コンピュータ 9.1 SSEM、Baby 9.2 Manchester Mark1とFerranti Mark1 9.3 最初のプログラム 9.4 Babyの復元 9.5 ウィリアムズとキルバーン 第10章 最初に実用になった近代的コンピュータEDSAC 10.1 EDSAC 10.2 イニシャル・オーダー 10.3 EDSAC2 10.4 EDSAC99とソフトウエア・シミュレータ 10.5 EDSACと日本のコンピュータ 10.6 モーリス・ウィルクス 第11章 最初にプログラム記憶方式を取り入れたコンピュータEDVAC 11.1 EDVACの構想 11.2 EDVACの構成 11.3 EDVACの完成と運用 11.4 ムーア校の夏季講習会 第12章 ENIAC裁判 第13章 フォン・ノイマン型論争 13.1 フォン・ノイマン型はフォン・ノイマンのオリジナルアイデアか 13.2 フォン・ノイマン 第14章 おわりに 14.1 計算機の歴史の誤り 14.2 結局コンピュータを発明したのは誰か
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