フレーゲ入門~生涯と哲学の形成~(双書エニグマ)
野本 和幸
著
発行年月 |
2003年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
266,15p |
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大きさ |
20 |
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ジャンル |
和書 |
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ISBN |
9784326199051 |
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商品コード |
0103080382 |
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NDC分類 |
410.96 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0103080382 |
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著者紹介
野本 和幸(著者):野本 和幸(のもと かずゆき)
1939年東京都に生まれる。1962年国際基督教大学教養学部卒。1967年京都大学大学院文学研究科博士課程単位習得退学、文学博士(京都大学)。現在:東京都立大学・創価大学名誉教授。著書:『フレーゲの言語哲学』(勁草書房,1986年)、『現代の論理的意味論』(岩波書店,1988年)、『意味と世界』(法政大学出版局,1997年)、『フレーゲ入門』(勁草書房,2003年)、『フレーゲ哲学の全貌』(勁草書房,2012年)、『数論・論理・意味論 その原型と展開』(東京大学出版会,2019年)、『フレーゲ・ルネサンス』(東京大学出版会,2023年)ほか。編訳書:『フレーゲ著作集』全6巻(勁草書房,1999~2002年)ほか。
内容
ゴットロープ・フレーゲは名のみ高く読まれることの少ない論理学者・哲学者である。フレーゲは19世紀から20世紀への変り目に、アリストテレス以来の論理学を革新し、新しく現代論理学を創始した人。同時代の論理学者・数学者の多くからは無視されたが、少数の俊英に大きな影響を与えた。例えばペアノ、カントール、ラッセル、カルナップ、ヴィトゲンシュタインら。そして彼らが20世紀の学界を領導するにつれて、フレーゲに改めて光が当たり始めた。 本書は近年進展しているフレーゲの伝記的研究を踏まえ、生涯と業績を解説したものである。