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家庭の生成と女性の国民化 

小山 静子  著

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価格 \3,630(税込)         

発行年月 1999年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 272,25p
大きさ 20
ジャンル 和書/社会科学/社会学/社会組織・社会集団
ISBN 9784326652266
商品コード 0199084373
NDC分類 361.63
基本件名 家族-歴史
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0199084373

著者紹介

小山 静子(著者):小山 静子(こやま しずこ)1953年、熊本市生まれ。1982年、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程認定退学。現在、京都大学名誉教授。著書:『家庭の生成と女性の国民化』(勁草書房、1999年)、『戦後教育のジェンダー秩序』(勁草書房、2009年)、『男女別学の時代』(編著、柏書房、2015年)、『下田歌子と近代日本』(共著、勁草書房、2021年)『男女共学の成立』(共編著、六花出版、2021年)、『良妻賢母という規範 新装改訂版』(勁草書房、2022年)。

内容

私たちは家庭を、社会や国家とは一線を画した私的領域・女性領域で、人間の再生産を担う情緒的な空間と考えてきた。だが、これは近代社会に特有なものと最近の研究によって明らかになってきている。本書では、女性誌の言説分析、生活改善運動の解明を通し、近代国家が家庭にどのような関心を払い、関わっていたのか、そしてそれは、家庭の担い手と考えられている女性に何をもたらしたのかを明らかにする。女性の主婦化は女性と国家が向き合う道を開き、女性を見える存在にしたと結論づける。

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