ホーム > 商品詳細

肝と遺伝子<1996> 肝癌再発のbiology 

小俣政男  著

 絶版
       
価格 \5,280(税込)         

発行年月 1996年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 188p
大きさ 26
ジャンル 和書
ISBN 9784498042742
商品コード 0196009450
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0196009450

内容

序 今回“肝と遺伝子”研究会を行うにあたって,まず考えたのは肝臓は体の中でも最も大きな臓器であるということです.我々は肝臓“病”を扱っております.肝臓病は肝臓を場として生じるわけです.何故肝臓を用いて我々が積極的に遺伝子の研究を行うかというと,肝臓病があるからのみならず,肝臓を用いれば体全体に影響をも持つかもしれない研究が可能であるからです.例えば遺伝子を用いて高脂血症の遺伝子治療ができるかもしれないのです.多くの生化学者のかたがたがかつて肝臓の場を用いて業績をあげられました.従いまして,今後は“肝と遺伝子”研究会は単に肝臓病の研究のみならず,肝臓を用いて他の疾病を治すという方々の参加も可能であります.現在肝臓学会はDigestive Disease Weekとして臨床を中心とした学会群に統合されております.しかし私が述べるまでもなく,肝臓学会は単に肝臓“病”を対象とする臨床家のみならず,極めて幅広く“肝”に興味のある方が参集してきたわけであります.従いまして少なくともこの“肝と遺伝子”研究会は肝臓に興味を持たれる先生方が集まって,忌憚のない意見を述べる会であればと思っております.幅広い先生方の研究成果から必ず肝臓病に対する極めて重要な研究成果が生まれると信じております.開催の日とこの出版の日が時間的にずれが生じましたのは,私の全面的な責任によるものであります.深くお詫び申し上げます. この研究会は住友製薬の全面的な援助によって行われました.また出版に際しては,中外医学社にお世話になりました.そのご支援,ご援助の程,深く感謝致します.平成7年11月東京大学医学部第二内科小俣政男

カート

カートに商品は入っていません。