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骨髄移植マニュアル 

高久史麿  著

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価格 \4,620(税込)         

発行年月 1996年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 181p
大きさ 21
ジャンル 和書
ISBN 9784498052062
商品コード 0196288406
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0196288406

内容

白血病,再生不良性貧血,骨髄異形成症候群その他に対する骨髄移植の実際を最新の知見によりわかり易く解説した書.本書ではまず移植の前提となる基礎的知識を簡単にまとめ,次に移植の実際を具体的,実践的に解説した.執筆者は長く移植に従事したベテランばかりで,記述の内容は懇切で現実に移植を行う際にきわめて有用なものである.骨髄移植を行う医師はもちろん,コメディカルスタッフ等の関係者必携の役立つマニュアルである.序今回中外医学社から「骨髄移植マニュアル」が刊行されることとなった.骨髄移植が我が国でも広く行われるようになってから10数年が経ち,骨髄移植は白血病患者治療の主流となりつつあるといっても過言ではなくなっている.特に本文でも紹介されている如く,より簡便な末梢血幹細胞移植が一般化し,さらに骨髄バンク組織が拡大して大部分の白血病患者で適切なドナーが見つかるようになると化学療法と骨髄(末梢血幹細胞)移植の組み合わせが殆ど全ての白血病患者に対して行われるようになるであろう.重症再生不良性貧血,予後不良な骨髄異形成症候群の患者に対する骨髄移植の適応は周知の如くであるが,自家骨髄移植,自己末梢血幹細胞移植の普及にともなって,悪性リンパ腫や乳癌など化学療法が有効な固形腫瘍の治療に骨髄移植が積極的に行われるようになっていることもよく知られた事実である.このほか一部の先天性疾患に対する骨髄移植もその有用性が証明されており,また将来遺伝子治療が日常臨床の場に広く導入されるようになると遺伝子を導入された造血幹細胞の移植が具体化されることが期待されるなど,造血幹細胞移植の臨床的な重要性が今後とも益々増大することは疑いのない事実である. 本書は骨髄移植に関する基礎的な事項と移植の実際の問題とを広く取り扱った内容のものとなっており,また執筆の方々はいずれも長い間骨髄移植に実際に従事されてきた方達である.したがって記述の内容もわかりやすく且つ骨髄移植を実際に行う際に役に立つものとなっている.骨髄移植に従事する医師やコメディカルスタッフの数は今後とも益々増加するものと予想されるが,本書が骨髄移植に関係する全ての人達にとって有用なマニュアルであることを信じていることを述べて序文の締めくくりとしたい.1996年9月 高久史麿

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