捕鯨<1>(ものと人間の文化史)
山下 渉登 著
内容
目次
はじめに――技術の普遍性・文化の多様性・地球の単一性 第一章 人、鯨に出会う 一 驚異に満ちた生き物 二 豊かな幸――神からの贈り物 三 鯨文化の芽ばえ 四 最後に産業化され、最後まで続けられた狩猟業 第二章 大航海時代と鯨の発見 一 インドとカタイへの道 二 北回り航路を開拓せよ 三 ビスケー湾の捕鯨者バスク人 四 スピッツベルゲン島の争奪戦 五 北極圏に出現した”鯨の町” 六 基地捕鯨から外洋へ 第三章 鎖国と「鯨組」の誕生 一 東アジアの大航海者たち 二 「平和」になれば職を失う 三 鯨を求めて渡り歩く者たち 四 鯨組の立ちあげ――水軍の新たな活路 五 近世随一のビッグビジネスの誕生 第四章 網捕り式捕鯨文化の成立 一 鯨組の全容 二 「刺子・水主の働き、戦国の人の如し」 三 儀式・祝祭としての捕鯨 四 「子持ち鯨」という矛盾物 五 捕獲の配慮・利用の配慮 第五章 「鯨一頭、七浦潤す」 一 人・物・技術の大量移動 二 鯨組の経営 三 鯨組と藩 四 捕鯨をめぐる対立 五 ハイリスク・ハイリターンの蔭で 六 蝦夷地の捕鯨開拓 参考文献 図表出典一覧
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