内容
クローン人間、幹細胞、ゲノムプロジェクト、DNAチップ、免疫・・・・・・、21世紀の最後のフロンティアと喧伝される生命の様々な謎が解き明かされつつある現在、自分の健康に直結することやSF的な好奇心と恐怖から、生命科学は常に身近なものとして興味の対象となっている。本書では第一線で活躍している著者が、20世紀に大いに発展した生化学・遺伝学・分子生物学の基礎を最近のトピックスを題材としてわかりやすく解説した上で、21世紀の生命科学のゆくえを具体的に描く。巻末の「21世紀・生命科学[予測]年表」もユニーク。