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書評掲載

事実性と妥当性~法と民主的法治国家の討議理論にかんする研究~<上> 

ユルゲン・ハーバーマス  著

河上 倫逸, 耳野 健二  翻訳
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価格 \4,180(税込)         

発行年月 2002年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 359p
大きさ 22
ジャンル 和書/社会科学/法律/基礎法・法哲学・法思想史・法社会学
ISBN 9784624011628
商品コード 0102104155
NDC分類 321.1
基本件名 法哲学
書評掲載誌 朝日新聞 2011/10/23
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0102104155

内容

〈社会の国家化〉〈国家の社会化〉の時代に〈市民的公共圏〉はいかにして可能だろうかという問いを発し続けるハーバーマスが、〈社会学的法理論〉と〈哲学的正義論〉のあいだの広大な領域にわけいり、〈社会的連帯〉という民主主義にとって必要な資源の再生を訴える後期の主著!

目次
序言

 第一章 事実性と妥当性の社会的媒介のカテゴリーとしての法
  I 意味と真理──事実性と妥当性の言語内在的緊張関係
  II 内側からの超越──不合意のリスクの生活世界的ならびに古代的な克服
  III 法的妥当性の諸次元

 第二章 社会学的法理論と哲学的正義論
  I 法の社会科学的脱呪術化
  II 理性法の復活と当為の無力化
  III パーソンズ対ヴェーバー──法の社会統合的機能

 第三章 法の再構成(1)──権利の体系
  I 私的自律と公的自律、人権と国民主権
  II 道徳規範と法規範──理性道徳と実定法の補完関係
  III 基本権の討議理論的根拠づけ──討議原理、法形式、民主主義原理

 第四章 法の再構成(2)──法治国家の諸原理
  I 法と政治の構築的連関
  II コミュニケイション的権力と正統的な法制定
  III 法治国家の諸原理と権力分立の論理

 第五章 法の不確定性と裁判の合理性
  I 解釈学、リアリズム、実証主義
  II ドゥウォーキンの権利の理論
  III 法律的討議の理論

 第六章 司法と立法 憲法裁判の役割と正統性
  I 自由主義的法パラダイムの解体
  II 規範対価値──憲法的司法の誤まった

目次

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