徳之島の民俗<2> コーラルの海のめぐみ(ニュー・フォークロア双書)
松山 光秀
著
発行年月 |
2004年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
286p |
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大きさ |
20 |
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ジャンル |
和書/社会科学/民族学・民俗学・人類学/民族学・民俗学・人類学 |
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ISBN |
9784624220303 |
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商品コード |
0104100550 |
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NDC分類 |
382.197 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0104100550 |
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内容
奄美諸島の中間に位置し琉球文化圏に属する徳之島。海岸をサンゴ礁の干瀬がとりまく徳之島の海は、沖遥かのネイラの神から贈られる海の幸の宝庫であり、水稲作儀礼にも密接に関係して多彩なシマの文化を育んできた。この巻には、変化に富んだ数々の漁法をはじめ、海をめぐる信仰・習俗や、星座・鳥・花草・魚など自然の動きを暦に営まれた暮らしの歳時習俗、聖地・神々についての伝説伝承、ハブの民俗、人生儀礼に関する記録などを収録。
目次
海──徳之島今昔
神聖なコバルト
ブラウンの輝き
コモリ
砂浜
神々の漁
ユイ木
イラブドウ
マシュタキ
ひらめ
グンジャ(鯨)
ウル
マルシ(刳舟)
イェロウ(竜巻)
石垣ゴモイ
私のコーラル文化論
はじめに
コーラルの海の基本構造
コーラルの海の漁撈習俗
チナキリ/コイ入り/魚スクイ/トー捕イ/サバ/
クンギ/ウル焼き/石切り/カラ潮汲み
シュクの寄り
稲作儀礼とシュクの寄り
シュクの寄らない現実の海
ひとつの視点
シマの構造
シマ
シマの発生とその形成
祭祀構造との関係/聖地の管轄/
ハマオリヤドリの位置とその意義/ハマオリヤドリの並び方
血縁共同体の組織
キョーデとハロジ/シキまたはヒキ
共同体の機能
血縁共同体の機能/地縁共同体の機能
シマの四季
はじめに
ウリジンのころ
ナガメのころ
夏キジャイのころ
アンダネィ/シキュマ/アキヌックヮの寄りもの/ミナクチ稲の儀礼/
フナカタ星/六月山羊/六月ウナンドリ/タナバタ/ブン/ハマオリ/八月十五夜祭り
シンギュミのころ
田ワク/九月九日/タンチョウの渡り/フンナイの種浸け/
麦の種蒔き/十月ノウ