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幻視のなかの政治(転換期を読む) 

埴谷 雄高  著

高橋 順一  他
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価格 \2,640(税込)         

発行年月 2001年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 208p
大きさ 19
ジャンル 和書/社会科学/政治学/政治学一般
ISBN 9784624934279
商品コード 0101162319
NDC分類 310.4
基本件名 政治
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0101162319

内容

政治の裸にされた原理は、「やつは敵である。敵を殺せ。」に尽きる──戦争と集団殺戮という20世紀の政治の深奥に横たわる死を見すえ、1960年代の「政治の季節」に大きな影響を与えた原著を、新たに版を組みなおして復刊する。戦後文学を代表する『死霊』の著者であり、先ごろ大部の全集も完結した“来たるべき作家”埴谷雄高が、階級闘争と革命の彼方を幻視した全10章に、共感と批判を交えた懇切な解説を付し、現代に蘇る政治評論の名著。
目次
序詞 権力について
政治のなかの死
憎悪の哲学
目的は手段を浄化しうるか
敵と味方
転換期における人間理性
組織の闘争と敵
フルシチョフ主義の秘密
指導者の恐怖
指導者の死滅
革命の意味

あとがき
解説──高橋順一

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