ホーム > 商品詳細

楽園の歴史<1> 地上の楽園 

ドリュモー,J.(ジャン)  著

西澤 文昭, 小野 潮  翻訳
在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 1週間  数量 冊 
価格 \4,620(税込)         

発行年月 2000年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 392p
大きさ 22
ジャンル 和書/人文科学/宗教/キリスト教
ISBN 9784794805058
商品コード 0100109060
NDC分類 191.6
基本件名 神の国
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0100109060

著者紹介

ドリュモー,J.(ジャン)(著者):Jean Delumeau(ジャン・ドリュモー)/アナール派の第三世代に属するフランスの歴史家。
1923年6月18日ナント生まれ。パリ高等師範学校卒業。『16世紀後半のローマの社会・経済』で博士号を取得。『ルネサンスの文明』等の著作によって文化史の分野に研究の中心を移し、1975年から1994年までコレージュ・ド・フランス教授に就任。西洋における宗教的心性史講座を担当。フランス心性史研究の第一人者としての地歩を築く。邦訳書は『恐怖心の歴史』(1997年、新評論)がある。

内容

前近代の西洋人の心性が描いた幸福感の系譜。
キリスト教文明圏の集団的心性史。「楽園」を巡る心の歴史。

 「世の終わり」への不安を乗り越えるために近代以前の西洋人の心性は何を求めたか  本書は、「創世記」に描かれた「エデンの園」あるいはその痕跡、あるいはその代替物が果たしてこの地上に存在するのかという、キリスト教化された西欧人にとってはきわめて重要な問題を扱っている。
 すべては「原罪」を遡る。もしアダムとイヴが楽園を追われていなかったなら、我々の暮らしはどう変わっていたのかという率直な疑問。原罪以後、人間に科された罪の重さを考えれば、きっと「エデンの園」はこの上なく快適であったはずだとする確信。
 時代がルネサンス、大航海時代へと進むと、新しい知見は中世の空想じみた仮説を否定していったが、他方、新時代のもたらす知的道具を駆使して、人々は新たな「楽園」の発見へと奔走することになる。

カート

カートに商品は入っていません。