内容
■初版発行後の新しい知識を取り入れながら、さらに実践的・実用的な内容となった.専門的な病態や基礎的な事項は最小限にとどめ、読者 が正しい老年病の治療を行うための実際に役立つ知識をわかりやすく提供する.■第1章 「治療総論」 :年病の特徴と老人診療上の注意点をあげるとともに、薬物療法、 輸液療法、抗生物質・抗癌剤投与について、老人生理や老化に伴う病的変化に対するそれらの作用機序、 問題点などの知識を提供.■第2章 「老年病治療の実際」:高齢者に高頻度にみられる代表的な疾患を、具体的な症例を呈示しながら、専門家によるわかりやすい文章で、日常臨床に実用的な治療指針を示す.