平安時代の寺院と民衆
西口 順子 著
著者紹介
内容
目次
Ⅰ定額寺と御願寺 ・梵釈寺と等定 ・定額寺について ・平安時代初期寺院の考察―御願寺を中心に ・いわゆる「国衙の寺」 ・白河御願寺小論 Ⅱ 地方霊場の登場 ・平安初期における大和国諸寺の動向 ・九・十世紀における地方豪族の私寺 ・紀伊国粉河寺とその縁起 ・磯長太子廟とその周辺 ・無動寺蔵本「鞍馬縁起」について Ⅲ 死と往生 ・浄土願生者の苦悩―往生伝における奇瑞と夢告 ・院政期の大原別所―良忍伝をめぐって ・往生伝の成立―三善為康の往生伝を中心に ・「天皇の往生」おぼえがき―堀河天皇の死をめぐって ・天皇の死と上皇の死―白河上皇を中心に ・承元二年多武峰大織冠像焼失をめぐって 初出一覧 あとがき 索引
カート
カートに商品は入っていません。