著者紹介
小澤俊夫(著者):小澤俊夫 1930年生まれ。ドイツのマールブルク大学客員教授、筑波大学副学長などを経て、現在白百合女子大学教授。グリム童話の研究からはじまって、日本の昔話の研究や、昔話の比較研究を行っている。著書に「昔ばなしとは何か」(福武文庫)、「グリム童話の誕生」(朝日新聞社)、「日本の昔話」全五巻(福音館書店)、「昔話が語る子どもの姿」(古今社)ほか。絵本に「かちかち山」「うまかたやまんば」「みるなのくら」「かぜのかみとこども」(「こどものとも」’99年10月号)(以上福音館書店)など。1992年以来、「昔ばなし大学」を開校、全国二十八部に展開している。また、98年に昔ばなし研究所を開設、若年研究者の育成に努めており、その成果は論文集「昔話のイメージ」シリーズとして発表している。