WTO-シアトル以後~下からのグローバリゼーション~
石見 尚,
野村 かつ子
著
発行年月 |
2004年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
177p |
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大きさ |
20 |
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ジャンル |
和書/社会科学/経営学/マーケティング・商業 |
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ISBN |
9784846104047 |
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商品コード |
0104039214 |
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NDC分類 |
678.3 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0104039214 |
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著者紹介
石見 尚(著者):1925年生まれ。東大農業経済卒。全国指導農協連、国会図書館調査局課長、《財)農村開発委員会常務理事を経て、日本ルネッサン研究所の創立に参加。現在その代表。
協同組合研究家、農村開発プランナー。元東工大講師(非常勤)、農学博士。TOES(もうひとつの経済サミット)の1993年、2000年のオルガナイザー。著書に『日本型田園都市』、『農系からの発想』、『第四世代の協同組合論』ほか多数の著書、訳書がある。現在「循環共生社会システム研究所」理事。その理論と手法によって、インド・西ベンガル州の最貧層の村で食と仕事づくり、衛生のためのモデル的農村開発を手がけている。
野村 かつ子(著者):1910年、京都・西陣に生まれる。同志社女子専門学校英文科卒。卒業後しばらく間をおき同志社大学文学部に入学、社会事業と倫理学を専攻。同志社「労働者ミッション」に参加。1944年、江東消費組合に入る。戦後すぐに日本協同組合同盟(現・日生協)に参加。主婦連合会創設に参画。1951年、婦人職業協会を設立。1955年日中友好協会常任委員。1959年から総評主婦の会で活動、日本婦人会議常任委員も務める。1971年、ラルフ・ネーダーを招聘。以後、日本消費者連盟の活動に全力投球、国際消費者機構(IOCU)との交流に尽力。75年、海外市民活動情報センターを設立。現在、生活クラブ生協東京顧問、IOCU名誉顧問。著書、訳書多数。1990年市川房枝基金援助賞、1991年東京弁護士会「人権賞」、1993年韓国の「イルガ記念賞」受賞。
内容
欧米を中心とする多国籍企業に牛耳られているWTOは、多角的貿易交渉を新ラウンドとして合意に導くとの予定に反し、宣言すら出せないまま紛糾を続けている。特に1999年の第3回閣僚会議が開かれたシアトルでは、アンチ・グローバリゼーションを掲げた人々が、世界中から集結し、激しい反対運動を繰り広げ、WTOにひとつの転換点をもたらした。WTOはなぜかくも紛糾するのか?
本書は特に、シアトル以後の会議を通して、WTOの問題点を掘り下げるとともに、下からのグローバリゼーションの運動に焦点を当てて、今後の展望を打ち出している。