問い直す「部落」観~日本賤民の歴史と世界~(プロブレムQ&A)
小松 克己
著
発行年月 |
2006年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
254p |
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大きさ |
21 |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/社会組織・社会集団 |
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ISBN |
9784846105204 |
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商品コード |
0106013844 |
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NDC分類 |
361.86 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0106013844 |
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著者紹介
小松 克己(著者):1951年・秋田県生まれ。埼玉県・高校教員。歴史教育者として、部落、朝鮮・韓国、沖縄、アイヌ、地域史に問題関心をもちつつ、今日にいたる。現在、高校日本史教科書の編集・執筆にたずさわっている。本書は、比較史的な視点から賤民を論じた『問い直す差別の歴史[ヨーロッパ・朝鮮賤民の世界]』(緑風出版、2005年)と対になる書である。主要著書・著作に 『入間市史通史編』(共著・入間市、1994年)、『部落問題読本』(明石書店、1994年)、『シリーズ憲法9条第2巻 平和を求めた人びと』(同会編・汐文社、2005年)、『高校日本史B』(共著・実教出版、2004年)などがある。
内容
これまで教育現場・啓発書などで通説となっていた、「武士が農民の不平・不満をそらすためにえた、ひにん身分をつくった」という近世政治起源説は、なぜ否定されなければならないのか。本書は日本の賤民(被差別民)の形成・成立・ 確立・解体を日本の歴史の展開のなかに問い直している。そして、「近代日本社会でどのようにして、社会問題としての部落問題が成立したのか」を考察し、「日本の近代化のどこに問題があったのか」を論じている。さらに今日の部落差別 の現実を再度検証している。