著者紹介
リヒャルト・ブレッチャッハー(著者):1936年、南ドイツ、レヒ川左岸に広がるバイエルン州の都市フュッセンに生まれる。演劇学、音楽学、哲学を修め、1959年、最初は演出助手としてウィーン国立歌劇場に入り、以来1966年まで演出家ならびにドラマトゥルグのチーフとして活躍。一流のモーツァルト奏者たちとともに舞台を創り上げる。オペラ翻訳を多数手がけ、そのなかにモーツァルトのダ・ポンテ作品がある。そのほか、多くの著書において、音楽劇、オペラ台本、演劇作品、長篇ならびに中・短篇小説などをテーマにしている。
小岡 礼子(翻訳):1957年、仙台生まれ。翻訳家。オーストリア世紀末文学専攻。2006年7月歿。
小岡 明裕(翻訳):1948年、紀州田辺生まれ。詩人。「未定」同人。日本アルバン・ベルク協会会員。