カナダの旗の下で~第二次世界大戦におけるカナダ軍の戦い~
デイヴィッド・J・バーカソン
著
池内 光久,
立川 京一
翻訳
発行年月 |
2003年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
369,35p 図版16p |
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大きさ |
22 |
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ジャンル |
和書 |
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ISBN |
9784882028291 |
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商品コード |
0103074122 |
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NDC分類 |
391.2074 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0103074122 |
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著者紹介
デイヴィッド・J・バーカソン(著者):カルガリー大学・大学院部長で歴史学部教授であり、カナダにおける現代戦史の第一人者。
池内 光久(翻訳):著書 『カナダ・ライフ』(彩流社1993)、
『1980年代のカナダ損害保険市場』(損害保険研究、第52巻第2号、1990)
訳書 『第三帝国の社会史』(リヒアルト・グルンベルガー原著、彩流社、2000)
立川 京一(翻訳):防衛庁防衛研究所戦史部主任研究官、上智大学非常勤講師
著書 『第二次世界大戦とフランス領インドシナ——「日仏協力」の研究——』(彩流社、2000)
訳書 『アジアにおける冷戦の起源——アメリカの対日占領——』(マイケル・シャラー原著、五味俊樹監訳、木鐸社、1996)
内容
“戦後の国際社会での地位を高め、国民国家としての形を整えることになった“知られざる”カナダ軍の戦い! 開戦当初、僅かの民兵組織と時代遅れの装備にもかかわらず英国を助け、米国参戦前の危機的な時期に枢軸国に立ち向かったカナダは、英連邦航空兵訓練計画への積極的参加、大西洋における対Uボート作戦、香港防衛などの対日戦、対独爆撃、ヨーロッパ戦線への派兵 ──悲劇に終わったディエップ進攻、シチリア島攻略とイタリア戦線、ノルマンディ上陸およびオランダ解放作戦 ──の他、連合諸国に対する物的人的支援を推進した。人口1200万弱ながら最大20数万、延べ110万の大軍を派兵した。日本との戦闘は、香港の攻防以外にはないが、濃霧に紛れて日本軍が撤退したキスカ島攻略部隊の中に約5000名のカナダ軍将兵がいたことを知る人は少ない。その意味では、本書は歴史の闇に埋もれていた事実にも光を当てている。