内容
ジョン万次郎曾孫の著者が、日記や手紙、公式記録などをもとに新事実・新発見資料を加えて丹念につづり、書き上げた伝記です。
漂流者、万次郎が帰国後、アメリカの文化を鎖国中の日本でどのように伝えたか。坂本龍馬はじめ開国に活躍した人物たちに、どんな影響をもたらしたか。ペリー来航後、開かれた日本でどんな働きをしたか。興味深い事実が次々と明らかになっていきます。開国150年という節目の年に、万次郎の業績を捉え直し、正しい人物像に迫りました。子孫にしか語れない、知られざるエピソードがいっぱいの一冊です。