内容

目次

目次まえがき　３序章　歴史と探求−レッシング、トレルチ、ニーバー　１１第一章　レッシングに真理探究の問題　２９１　Ｌｅｓｓｉｎｇｗｏｒｔの射程　２９２　レッシングにおける真理探究のモティーフ　３２３　プロテスタント原理の実践としての真理探究　３７４　中間時における真理の多様性　４１第二章　トルレチの「わたしのテーゼ」−セバスチャン・フランクリンの思想史的境位に関して−５１１　トレルチの「わたしのテーゼ」とは何か　５２２　トレルチにおける「神秘主義」の類型の意義　５６３　トレルチのセバスティアン・フランク理解　６１４　セバスティアン・フランクの思想史的優位　６３第三章　トレルチの「信仰論」−徹底的歴史性の神学の試み−　７５１　『信仰論』の成り立ちとその反響　７５２　トレルチの思想における『信仰論』の位置と意義　８０３　「宗教史的教義学」の構想と『信仰論』の構成　８２４『信仰論』の特質と問題性　８６５　トレルチの「新思想」　９０６　「創造的緊張」と「エネルギシュな有神論」９４第四章　「ドイツ的自由」の理念の問題性−トレルチ、マイネッゲ、トーマス・マンー　１０５１　「ドイツ的自由」の伝統　１０５２　トレルチとマイネッケにおける「ドイツ的自由」の主唱　１１０３　トーマス・マンと「ドイツ的自由」の問題性　１１９４　もう一つの「ドイツ的自由」の可能性　１３３第五章　ランホールド・ニーバーの歴史理解ーフクヤマならびにレーヴィットの歴史理解との比較対照においてー　１４５フランシス・フクヤマの「歴史の終わり」の問題性　１４５（１）フランシス・フクヤマの「歴史の終わり」１４５（２）アレクサンドル・コジェーヴのヘーゲル解釈　１４８（３）ヘーゲルの「歴史哲学」１５１（４）歴史的世界観は終息したのか？　１５３２カール・レーヴィットにおける歴史の廃棄　１５６（１）レーヴィットにおける「歴史の終わり」の宣言　１５６（２）歴史からコスモスへの復帰　１５８（３）レーヴィットと日本　１６１（４）レーヴィットの問題点　１６３　３ラインホールド・ニーバーの歴史論　１６６（１）ニーバーと歴史の問題　１６６（２）神話の象徴的解釈と「歴史の神学」１６９（３）神の主権と普遍史　１７２（４）歴史の意味とメシアニズム　１７４（５）キリストの出来事　１７６（６）中間時としての歴史　１７８（７）教会と歴史の終末　１８０（８）古典的歴史観並びに近代的歴史観に対する批判　１８５むすびにかえて　１８７あとがき　２０３事項索引　（５）人名索引　（１）