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女王の肖像~切手蒐集の秘かな愉しみ~
四方田 犬彦
著
発行年月 |
2019年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
285p 図版10p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経営学/マーケティング・商業 |
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ISBN |
9784875025139 |
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商品コード |
1030936883 |
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NDC分類 |
693.8 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2019年12月1週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2020/05/16 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030936883 |
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著者紹介
四方田 犬彦(著者):1953年、大阪箕面に生まれる。9歳で切手蒐集を始め、12歳で日本郵趣協会会員となり現在にいたる。東京大学で宗教学を、同大学院で比較文学を学ぶ。長らく明治学院大学教授として映画学を講じ、コロンビア大学、ボローニャ大学などで客員教授・客員研究員を歴任。現在は映画、文学、漫画、演劇、料理と、幅広い文化現象をめぐり著述に専念。学問的著作から身辺雑記をめぐるエッセイまでを執筆。
内容
さらば帝国、植民地
されど切手は後まで残る。
英国ヴィクトリア女王の肖像から始まった郵便切手は、
国家の名刺であるとともに、人を堕落させ、広大な幻をも現出させる蠱惑的な紙片だった。
9歳から切手蒐集を続けてきた著者が、かつての切手少年少女たちに向けて、満を持して世に送り出す
「ノスタルジアと蒐集の情熱」をめぐるエッセイ集。
【目次より】
「ペニー・ブラック」を買う
発行日に駆け付ける
文革切手は赤一色
加刷の政治学
女王の肖像
国家の名刺
植民地の風景
自分で切手を造る
切手商とのつきあい方
人を堕落させる小さな紙片