著者紹介
ピーター・ペジック(著者):Peter Pesic(ピーター・ペジック)
作家・音楽家・科学者・教師.1969年にハーヴァード大学を卒業.その後,スタンフォード大学で物理学研究に従事し修士号・博士号取得.研究助手としてスタンフォード線形加速器センターに所属,スタンフォード大学講師を経て,サンタフェのセントジョンズカレッジの講師として今日に至る.その間,ピアニストとしてもアメリカ国内各地で演奏活動を行ない,84年以降は大学付音楽家も兼任している.『アーベルの証明――「解けない方程式」を解く』(日本評論社),『ラビリンス――科学の隠された意味を探る』(三交社)ほか,社歴史科学哲学・音楽・文学について多数の論文がある.
青木 薫(翻訳):青木 薫(あおき かおる)
翻訳家.1979年京都大学を卒業.京都大学理学博士.専攻は理論物理学.数学の普及への貢献によって2007年日本数学会出版賞を受賞.訳書に『数学』(T.ガウアーズ),『偶然とカオス』(D.ルエール),『完全なる証明』(M.ガッセン,文藝春秋),『なぜ科学を語ってすれ違うのか』(J.R.ブラウン,みすず書房),『宇宙を織りなすもの』(B.グリーン,草思社),『フェルマーの最終定理』『暗号解読』『ビッグバン宇宙論』(S.シン,新潮社),『世界でもっとも美しい10の科学実験』(R.P.クリース,日経BP)ほか多数.