雨宮 処凛（著者）：雨宮処凛(アマミヤ カリン)
作家・プレカリアート活動家．1975年生まれ．著書に『信号機の壊れた「格差社会」』(共著，岩波ブックレット)，『プレカリアートの憂鬱』(講談社)など．
中島 岳志（著者）：中島岳志(ナカジマ タケシ)
北海道大学公共政策大学院准教授．1975年生まれ．南アジア地域研究．著書に『政治を語る言葉――札幌時計台レッスン』(共著，七つ森書館)，『インドの時代――豊かさと苦悩の幕開け』(新潮文庫)など．
宮本 太郎（著者）：宮本太郎(ミヤモト タロウ)
北海道大学大学院法学研究科教授．1958年生まれ．比較政治・福祉政策論．著書に『脱「格差社会」への戦略』(共編，岩波書店)，『福祉政治――日本の生活保障とデモクラシー』(有斐閣)など．
山口 二郎（著者）：山口二郎(ヤマグチ ジロウ)
北海道大学大学院公共政策大学院教授．1958年生まれ．行政学・政治学．著書に，『政権交代論』『ブレア時代のイギリス』(以上，岩波新書)，『ポスト戦後政治への対抗軸』(岩波書店)など．
湯浅 誠（著者）：湯浅 誠(ユアサ マコト)
NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長，反貧困ネットワーク事務局長ほか．1969年生まれ．著書に『反貧困――「すべり台社会」からの脱出』(岩波新書)，『派遣村――何が問われているのか』(共編，岩波書店)，『貧困襲来』(山吹書店)など．

不安定さが続く日本社会の中で、現実を変革しようという新たな運動が胎動しつつある。ポスト新自由主義の時代に向けて、格差と貧困の現場で格闘する２人と、第一線の研究者３人による骨太の議論により、政治の本質を伝える。