著者紹介
ベルナール・グネ（著者）：ベルナール・グネ(Bernard Guene)
1927年，ブルターニュ地方のレンヌに生まれる．パリ高等師範学校出身．ストラスブール大学講師を経てパリ第一大学(ソルボンヌ)の教授となり，1995年に同大学を定年で退くが，中世政治文化史の第一人者として活発な執筆活動を続けている．
著書：Tribunaux et gens de justice dans le bailliage de Senlis la fin du Moyen Age[中世末期サンリス・バイイ管区の裁判所と司法役人]，Histoire et culture historique dans l'Occident mdival[西洋中世の歴史叙述と歴史の教養]ほか多数．
佐藤 彰一（翻訳）：佐藤 彰一(サトウ ショウイチ)
1945年生まれ．現在，名古屋大学大学院文学研究科特任教授．博士(文学)．研究テーマはフランスを中心とする中世初期の国制と社会．著書：『修道院と農民』(名古屋大学出版会)，『ポスト・ローマ期フランク史の研究』 『中世初期フランス地域史の研究』 『ヨーロッパの中世1 中世世界とは何か』(ともに岩波書店)ほか．
畑 奈保美（翻訳）：畑 奈保美(ハタ ナオミ)
1969年生まれ．現在，尚絅学院大学非常勤講師，東北学院大学オープン・リサーチ・センターポストドクター．博士(文学)．研究テーマはブルゴーニュ支配下のフランドルを中心とした中世後期の政治社会．
論文：「1477年マリー・ド・ブルゴーニュの「大特権」」(『歴史』94)，「ブルゴーニュ時代フランドルのシャテルニー統治」(『史学雑誌』116-9)ほか．
