女が国家を裏切るとき
菅 聡子 著
内容
目次
文学的感傷と暴力-高橋しん『最終兵器彼女』を読む 1 国民化する/される女たち-明治期女子教育の軌跡(学問か器量か-彼女たちの受難 「教育勅語」と女学生-東京女子高等師範学校を事例として 国家のための女たち-娼妓たちの日清戦争) 2 女が"和歌"を詠むとき-樋口一葉と日清戦争("女性作家"と"国民"の交差するところ-一葉日記を読む 日清戦争を詠むこと 凱旋する文明国-一葉・鏡花が見たもの) 3 女の友情、そのゆくえ-吉屋信子と大東亜戦争(少女たちの絆-『花物語』『女の友情』を読む "女の友情"のゆくえ-『女の教室』における皇民化教育 帝国の"非国民"たち) 文学的感傷にあらがうために-『国体の本義』を読む
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