憲法という作為~~「人」と「市民」の連関と緊張~~
樋口 陽一 著
内容
目次
はじめに――本書の基本構図 第Ⅰ章 個人と「共和国」思考 第1節 ルネ・カピタン再読 第2節 「国家からの自由」と「公共としての国家」の間 第3節 あらためて西欧近代の「普遍性」を考える 第Ⅱ章 個人=「市民」と公共 第1節 ルソーとトクヴィル――対照と補完 第2節 「たたかう民主制」と「脱道徳論的」自由観のはざま 第3節 憲法論にとっての「競争」とその規制 第Ⅲ章 個人=「人」の権利 第1節 Human Rightsとdroit de l'homme の含意――広義の人権と狭義の「人」権 第2節 人間の尊厳vs人権?――ペリュシュ判決を素材として 第3節 基本権保障にとっての憲法と民法 第Ⅳ章 法および法学と歴史 第1節 法が歴史を書く?――「記憶の法律」をめぐって 第2節 法学における歴史的思考の意味――憲法学の場合 第Ⅴ章 読書ノート あとがき
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