子どもと学校の世紀~18世紀フランスの社会文化史~
天野 知恵子 著
内容
目次
はじめに 第一章 すべての子どもを学校へ――初等教育の組織化 一 アンシャン・レジーム期の初等教育政策 二 初等教育の広がり――一八世紀末の状況 三 カトリックの習俗化と教師 四 フランス革命期の初等教育政策 第二章 国家を担う人材の育成――エリート教育の改革 一 高等法院のコレージュ改革 二 「有能な軍人」の育成をめざして 小 括 第三章 家庭から学校へ――「近代家族」の子育て 一 家庭の中の親と子――『子どもの友』の世界 二 管理される教育に向かって――寄宿生の増加 第四章 「良い子」の誕生――子ども像の変遷 一 「狡猾」から「純真」へ――子ども向け読み物の中の子ども像 二 「英雄」になった子ども――フランス革命期の愛国少年伝説 おわりに 注 あとがき 主要参考文献 索 引
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