丸善のおすすめ度
転換する戦時暴力の記憶~戦後ドイツと<想起の政治学>~
高橋 秀寿
著
発行年月 |
2024年10月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
242p |
---|
大きさ |
20cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/ドイツ・オーストリア・スイス史 |
---|
|
|
ISBN |
9784000240697 |
---|
|
商品コード |
1039301613 |
---|
NDC分類 |
234.075 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2024年12月2週 |
---|
書評掲載誌 |
読売新聞 2025/01/19 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039301613 |
---|
著者紹介
高橋 秀寿(著者):高橋秀寿(たかはし・ひでとし)1957年生まれ.立命館大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学.文学博士.立命館大学文学部特任教授.専門はドイツ現代史・現代社会論.著書に『再帰化する近代――ドイツ現代史試論』(国際書院,1997年),『ホロコーストと戦後ドイツ――表象・物語・主体』(岩波書店,2017年),『時間/空間の戦後ドイツ史――いかに「ひとつの国民」は形成されたのか』(ミネルヴァ書房,2018年),『反ユダヤ主義と「過去の克服」――戦後ドイツ国民はユダヤ人とどう向き合ったのか』(人文書院,2023年)など.
内容
なぜ第二次世界大戦終結から八〇年近く経ついまも、戦時暴力の物語が小説や映画などを通して生み出され続けているのだろうか――日本と同様に敗戦を経て戦後体制が創出された(西)ドイツで、どのような暴力や犠牲者が記憶・追悼されてきたのかを辿りながら、想起という営みが国家のあり方を規定してきたことを明らかにする。