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優しい語り手~ノーベル文学賞記念講演~

オルガ・トカルチュク  著

小椋 彩, 久山 宏一  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \1,980(税込)         

発行年月 2021年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 5p,116p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784000253604
商品コード 1033602055
NDC分類 904
基本件名 文学
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年11月2週
書評掲載誌 産経新聞 2021/10/17、朝日新聞 2021/11/27
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033602055

著者紹介

オルガ・トカルチュク(著者):オルガ・トカルチュク(Olga Tokarczuk)
1962年ポーランド生まれ。詩人・小説家・エッセイスト。ワルシャワ大学で心理学を専攻、卒業後セラピストを経て作家となる。2007年の『逃亡派』(白水社、2014年)によりポーランドの権威ある文学賞ニケ賞を受賞し、同作の英訳はマン・ブッカー国際賞を受けた。14年の『ヤクブの書』で再びニケ賞を受賞。19年、前年度のノーベル文学賞を受賞。ほかの邦訳書に『昼の家、夜の家』(白水社、2010年)、『プラヴィエクとそのほかの時代』(松籟社、2019年)、『迷子の魂』(ヨアンナ・コンセホ絵、岩波書店、2020年)。
小椋 彩(翻訳):小椋 彩(おぐら・ひかる)
北海道大学文学部卒業。東京大学大学院にて博士号(文学)取得。現在、東洋大学文学部日本文学文化学科助教。専門はポーランドとロシアの文学・文化。オルガ・トカルチュクの邦訳書(『昼の家、夜の家』『逃亡派』『プラヴィエクとそのほかの時代』『迷子の魂』)をすべて手がける。
久山 宏一(翻訳):久山宏一(くやま・こういち)
東京外国語大学卒業。アダム・ミツキェーヴィチ大学にて博士号(文学)取得。現在、東京外国語大学など非常勤講師、ポーランド広報文化センター文化担当エクスパート。専門はポーランドとロシアの文学・文化。訳書にスタニスワフ・レム『大失敗』(国書刊行会、2007年)、アダム・ミツキェーヴィチ『ソネット集』(未知谷、2013 年)など。

内容

嘘や憎しみにあふれた情報の断片を優しさによってつなげ、神話的な力を蘇らせる「第四人称」の語りとは。絶えざる流浪、破局、全体主義を経験しながら、菌糸体のごとき独自の生長をとげた中欧文学の魅力とは。細分化する世界を星座のように再構築する新たな文学の可能性を、『逃亡派』『昼の家、夜の家』のノーベル賞作家が語る。

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