シリーズ戦争と社会<5> 変容する記憶と追悼
蘭 信三, 石原 俊, 一ノ瀬 俊也, 佐藤 文香, 西村 明, 野上 元, 福間 良明 著
著者紹介
内容
目次
『シリーズ 戦争と社会』刊行にあたって 総説 戦争を記憶し、戦争死者を追悼する社会とそのゆくえ………西村 明 第Ⅰ部 記憶する人々 第1章 シドニー湾特殊潜航艇攻撃をめぐる日豪の記憶とその変遷………田村恵子 第2章 憲兵と暴力――マニラBC級裁判の記録を中心に………岡田泰平 第3章 死者と生者を結びつける人々――パプアニューギニアにおける戦地慰霊と旅行業者………中山 郁 コラム① 朝鮮人特攻隊員という問い………李榮眞 第Ⅱ部 記憶の支点――想起をもたらす場所とモノ 第4章 「原爆の絵」が拓く証言の場………直野章子 第5章 空襲の死者を想起する場所――遺骨・モニュメント・写真………木村 豊 第6章 アジア系アメリカと「慰安婦」碑――国境を超える共感と批判………中村理香 コラム② 花岡町と鉱山と『花岡事件』をめぐる人々………坂井田夕起子 コラム③ 戦後天皇と慰霊――「靖国型追悼路線」からの展開………西村 明 第Ⅲ部 記憶・記念の実践と冷戦後の社会 第7章 戦争記憶の世代間継承と社会――「選択されたトラウマ」と山西省盂県の記憶………石井 弓 第8章 「沖縄の精神衛生実態調査」にみる戦争と軍事占領の痕跡………北村 毅 第9章 なぜ私たちは黙禱するのか?――近代日本における黙禱儀礼の成立と変容………粟津賢太 コラム④ 戦争の記憶を共有すること――記憶表現の現場から………大川史織
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