著者紹介
佐藤 卓己(著者):佐藤卓己(さとう たくみ)
1960年生まれ.京都大学大学院博士課程単位取得退学.国際日本文化研究センター助教授などを経て現在,京都大学大学院教育学研究科教授.専攻はメディア史,大衆文化論.著書に『『キング』の時代――国民大衆雑誌の公共性』(2002年,岩波書店,日本出版学会賞受賞,サントリー学芸賞受賞),『言論統制――情報官・鈴木庫三と教育の国防国家』(2004年,中公新書,吉田茂賞受賞),『輿論と世論――日本的民意の系譜学』(2008年,新潮選書),『『図書』のメディア史――「教養主義」の広報戦略』(2015年,岩波書店),『青年の主張――まなざしのメディア史』(2017年,河出ブックス),『ファシスト的公共性――総力戦体制のメディア学』(2018年,岩波書店,毎日出版文化賞受賞)など.