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性暴力被害を聴く~「慰安婦」から現代の性搾取へ~
小野沢 あかね,
金富子
著
発行年月 |
2020年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
7p,274p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/社会問題・社会運動 |
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ISBN |
9784000613828 |
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商品コード |
1031615982 |
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NDC分類 |
368.4 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2020年11月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031615982 |
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著者紹介
小野沢 あかね(著者):小野沢あかね(おのざわ・あかね)
立教大学文学部史学科教授、「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)運営委員。日本近現代史・女性史。『近代日本社会と公娼制度――民衆史と国際関係史の視点から』(吉川弘文館)、『「慰安婦」バッシングを越えて』(共編著、大月書店)、『「慰安婦」問題を/から考える』(共著、岩波書店)、『沖縄県史 各論編8女性史』(共著、沖縄県教育委員会)ほか。
金富子(著者):金富子(キム・プジャ)
東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授、「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWWRAC)共同代表。ジェンダー論・植民地朝鮮ジェンダー史・現代韓国性売買研究。『植民地期朝鮮の教育とジェンダー』(世織書房)、『Q&A 朝鮮人「慰安婦」と植民地支配責任』(共編著、御茶の水書房)、『遊廓社会2 近世から近代へ』、『植民地遊廓』(以上、共著、吉川弘文館)ほか。
内容
性暴力を語ることは、被害者の心身に大きな苦痛を与え、困難を極める。そのため、韓国での証言が端緒となり、各国で行われた「慰安婦」の聞き取り活動は画期的なものであった。負の体験の聞き取りが歴史研究へもたらした意義と、広く現代史におけるオーラルヒストリーの形成を論じ、現代日本の性搾取との関連性をも明示する。