丸善のおすすめ度
幕末の合巻~江戸文学の終焉と転生~
佐藤 至子
著
発行年月 |
2024年02月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
15p,351p,5p |
---|
大きさ |
22cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
---|
|
|
ISBN |
9784000616287 |
---|
|
商品コード |
1038004078 |
---|
NDC分類 |
913.57 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2024年04月1週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038004078 |
---|
著者紹介
佐藤 至子(著者):佐藤至子(さとう・ゆきこ)
1972年生まれ.
2000年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了.博士(文学).
日本近世文学専攻.
椙山女学園大学助教授,日本大学教授を歴任.
現在―東京大学大学院人文社会系研究科教授.
著書―『江戸の絵入小説――合巻の世界』(ぺりかん社,2001年)
   『白縫譚』(編著,国書刊行会,2006年)
   『山東京伝――滑稽洒落第一の作者』(ミネルヴァ日本評伝選,2009年)
   『妖術使いの物語』(国書刊行会,2009年)
   『児雷也豪傑譚』(共編著,国書刊行会,2015年)
   『江戸の出版統制――弾圧に翻弄された戯作者たち』(吉川弘文館,2017年)
   ほか.
内容
合巻は、近世の出版文化と命運をともにした最後の江戸文学であった。幕末期に人気を博した『児雷也豪傑譚』は、他のメディアへの「転生」を多彩に成し遂げることで、広く近現代の娯楽文化のなかに生き続けることができた。古典と近代を架橋する合巻の様相を多角的に描き出すことから、文学研究の新たな地平をひらく。