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検証ナチスは「良いこと」もしたのか?(岩波ブックレット No.1080)
小野寺 拓也,
田野 大輔
著
発行年月 |
2023年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
119p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/ドイツ・オーストリア・スイス史 |
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ISBN |
9784002710808 |
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商品コード |
1036313903 |
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NDC分類 |
234.074 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2023年08月3週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2023/10/07、朝日新聞 2023/10/14 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036313903 |
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著者紹介
小野寺 拓也(著者):小野寺拓也(オノデラ タクヤ)
1975年生まれ.東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了.
博士(文学).昭和女子大学人間文化学部専任講師を経て,現在,東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授.専門はドイツ現代史.
著書に『野戦郵便から読み解く「ふつうのドイツ兵」――第二次世界大戦末期におけるイデオロギーと「主体性」』(山川出版社),訳書にウルリヒ・ヘルベルト『第三帝国――ある独裁の歴史』(KADOKAWA)などがある.
田野 大輔(著者):田野大輔(タノ ダイスケ)
1970年生まれ.京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学.博士(文学).大阪経済大学人間科学部准教授等を経て,現在,甲南大学文学部教授.専門は歴史社会学,ドイツ現代史.
著書に『ファシズムの教室――なぜ集団は暴走するのか』(大月書店),『愛と欲望のナチズム』(講談社),『魅惑する帝国――政治の美学化とナチズム』(名古屋大学出版会)などがある.
内容
「ナチスは良いこともした」という言説は、国内外で定期的に議論の的になり続けている。アウトバーンを建設した、失業率を低下させた、福祉政策を行った――功績とされがちな事象をとりあげ、ナチズム研究の蓄積をもとに事実性や文脈を検証。歴史修正主義が影響力を持つなか、多角的な視点で歴史を考察することの大切さを訴える。