平岡 昭利（著者）：平岡昭利 (ひらおか・あきとし)
1949年広島県呉市に生まれる
1978年関西大学大学院文学研究科博士課程修了
現在─下関市立大学経済学部教授
専攻─人文地理学・歴史地理学(文学博士)
著書─『アホウドリと「帝国」日本の拡大──南洋の島々への進出から侵略へ』(明石書店，日本地理学会賞・人文地理学会賞・地理空間学会賞を受賞)
   『離島研究Ⅰ～Ⅴ』(編著，海青社，Ⅲが地理空間学会賞を受賞)
   『地図で読み解く 日本の地域変貌』(編著，海青社，地理空間学会賞を受賞)
   『水車と風土』(編著，古今書院)
   『地図でみる佐世保』(編著，芸文堂，親和銀行ふるさと振興基金を受賞)
   『地図で読む百年(全10冊)』(編著，古今書院)
   『九州水車風土記』(編著，古今書院)ほか多数

明治から大正にかけ、一攫千金を夢みて遙か南の島々へ渡る日本人がいた。狙う獲物は、その羽毛が欧州諸国に高値で売れるアホウドリだった。アホウドリに焦点をあてながら、日本人の太平洋進出の原点を解き明かす。